烏 に 単 は 似合わ ない シリーズ。 一筋縄ではいかないファンタジー「八咫烏シリーズ」が面白い

阿部智里のおすすめ小説5冊!「八咫烏」シリーズを書き継ぐ作家

烏 に 単 は 似合わ ない シリーズ

「烏に単は似合わない」のあらすじ ストーリー シリーズ累計130万部、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ。 人間の代わりに「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する世界「山内」で始まった世継ぎ・若宮の后選び。 舞台となる桜花宮(おうかぐう)には大貴族から遣わされた四人の姫が住まい、麗しい日々を送っていた。 しかし、一人の女房の不審死や、姫を狙った侵入者の斬首と、血生臭い事件が続いてしまう。 進展しない后選びと、謀略渦巻く桜花宮で、姫達の気持ちにも限界が近づいていた。 そんな時、ついに若宮が姫達の目の前に登場。 そして姫達一人一人に「私の妻になる覚悟があるか」と問い始める。 姫達の本音が詳らかにされる中、驚天動地の真実が語られる。 果たして若宮が選ぶのは誰なのか。 季節は廻り、再びの春へーー。 シリーズ累計130万部、史上最年少松本清張賞受賞作の超人気和風ファンタジーコミカライズ。 人間の代わりに「八咫烏(やたがらす)」の一族が支配する世界「山内」で始まった世継ぎ・若宮の后選び。 舞台となる桜花宮(おうかぐう)には大貴族から遣わされた四人の姫が住まい、麗しい日々を送っていた。 しかし、一人の女房の不審死や、姫を狙った侵入者の斬首と、血生臭い事件が続いてしまう。 進展しない后選びと、謀略渦巻く桜花宮で、姫達の気持ちにも限界が近づいていた。 そんな時、ついに若宮が姫達の目の前に登場。 そして姫達一人一人に「私の妻になる覚悟があるか」と問い始める。 姫達の本音が詳らかにされる中、驚天動地の真実が語られる。 果たして若宮が選ぶのは誰なのか。 季節は廻り、再びの春へーー。

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【小説】烏に単は似合わない(あらすじ・感想)阿部智里

烏 に 単 は 似合わ ない シリーズ

~あらすじ~ 人間の代わりに「」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。 朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から使わされた四人の后候補。 春夏秋冬を司どるかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり・・・。 史上最年少授与作。 解説・ 「この人がいい、と思ったのは、私がまだ五つか六つのときだった」。 とてもすばらしい風景描写がうまく描かれており、美しい景色が目に浮かぶようです。 そんな『烏に単は似合わない』では、様々な人物像があらわになっていくストーリー展開で、「春・夏・秋・冬」の季節に名前がわかれた殿が登場します。 そこでは、各家から登殿した姫君が暮らし、若宮の来訪を心待ちにしております。 事実、若宮に気に入られた暁にはその姫君は入内することができ、家の繁栄、政治的権力を手に入れることができるのです。 とはいうもの、それぞれの家には思惑がある。 どうしても入内する必要に駆られる姫から、自分こそはと心躍らせる姫、若宮に恋い焦がれる姫。 三人一様である。 なんとも悲しい冬。 なんと、めぐってきた再びの春で大どんでん返し!!? 全てをひっくり返す 本当の春が来たのだ 「あせびも、殿もー彼女らの幸せが、他人を不幸にするものではなかったら良かったのにと、そう思っている」。 *この本を読み終えて えええええ~・・・なんなんだ!!!この本は?!! ひええという言葉が口から零れ落ちる。。。 本当に何なんだ??! 「ふふと漏れる笑い」「ぞーとする気持ち」「びっくりさせんなよ」「大好き」とともに読み進め終えたこの本は、いったい何なのだろう。 幾重にも張り巡らされた罠にかかったねずみとなった気持である。 ああ、「あせび」よ。 名前道理の姫であったのか?君は複線であったのか?という心境。 ずっと、あせび目線、四家四様の姫君たちの目線で、これまで紡がれてきた物語が、はたと違う目線から描き出されたとき、新たな物語が歩き出した。 それは、若宮の目に映る物語である。 ぜひ皆さんもこの本を見かけたり、手に取る機会がありましたら、目を通していただけますと大変喜びます。

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大人気「八咫烏シリーズ」外伝最新作最愛の妹をめぐって、男3人が火花を散らす!『ちはやのだんまり』6月22日(月)より電子書籍で配信|Medical Tribune

烏 に 単 は 似合わ ない シリーズ

山内と名付けられた異世界を舞台にした和風ファンタジー〈八咫烏シリーズ〉の第六作『弥栄の烏』では、八咫烏の一族と宿敵・大猿との最終決戦が描かれている。 「これまではシリーズのどこからでも、単体で読めるよう意識してきたんですが、同じことをすると最終巻としての役割が軽くなってしまう。 この巻を手にする方は、過去五巻を読んでくださっているであろうことを前提に、最終巻の色を強くする方向で書こうと思いました」 ここで描かれているのは、「テロの時代」とも称される二一世紀型の戦争だ。 八咫烏の視点で読み進めてきた読者にとって、「テロリスト」は大猿であり「悪」であると位置づけられる。 八咫烏側のある人物は、仲間を鼓舞するため「正義」を叫ぶ。 「八咫烏たちが猿を抹殺して気持ち良くハッピーエンドを迎える、という話であれば私が書く必要はありません。 そんなものを書いてしまったら、これまでの全行程が水の泡になる。 私が『弥栄の烏』で絶対に書きたかったのは、猿側の論理でした。 シリーズもので一番力を見せる所は最終巻だと、『烏に単は似合わない』(第一巻)を書いている時から思っていました。 視点が変われば正義と悪の見え方も変わるということを、この巻で突きつけたかった。 シリーズを追いかけてくださった読者さんと・ああ、こうなっちゃったかぁ・という絶望感を共有したかったんです。 そして読み終えた後で、例えば集団が狂信的な叫びをあげているのを目にした時に、読者さんの胸にヒヤッとしたものをよぎらせたかった」 本シリーズはファンタジーだが……いや、ファンタジーだからこそ、現実を色濃く映し出しているのだ。 でも、現実世界を舞台にした場合は、読者さんが所属しているコミュニティだったり、アイデンティティといったバイアスがどうしてもかかってきてしまうんですよね。 異世界を舞台にすることで、それを取り払うことができる。 そのうえで、現実世界で起きている問題を普遍化し、正義と悪といった大きなテーマを表現できるのが、ファンタジーというジャンルの強みなのではないでしょうか」 「今に見てろよ!」と 思いながら書いていた 本シリーズの出発点は、高校生の時に書いた『玉依姫』(第五巻)のプロトタイプだった。 二年生の時、松本清張賞に投稿し、二次選考まで残った。 「小学二年生の時に『ハリー・ポッター』シリーズの影響を受けて、自分でもファンタジーを書きたい、作家を一生の仕事にしようと決めました。 習作を重ねていって、初めて書いた和風ファンタジーが『玉依姫』です。 赤ん坊の神様を現代の女子高生が育てることになる、という大筋は変わっていません。 ただ、八咫烏はあくまで脇役として登場させていたんです。 どこか魅力を感じて、次は八咫烏が主人公の話を書きたいと思いました」 その後すぐには執筆に向かわず、受験勉強に励んだ。 二〇一〇年、現役で早稲田大学文化構想学部に合格する。 「八咫烏の話を書くためには、日本の神話や歴史を勉強する必要がありました。 大学に行ったこと自体が、小説のためだったんです。 今も博士課程(早稲田大学大学院文学研究科)に籍を置いています。 論文も書きましたが、私が一番やりたいことは小説を書くことであって、そのために研究をしている。 私にとっては小説こそが、研究の成果物なんです」 大学三年生の時、『烏に単は似合わない』で松本清張賞をリベンジ受賞する。 八咫烏一族の頂点に立つ「金烏」こと若宮の、后選びの物語だ。 お姫様目線で描かれた第一作の事件の顛末を、若宮の側近となる少年・雪哉の視点から語り直したのが第二作『烏は主を選ばない』だが、文体がまるで違うことに驚かされる。 「文体は意識していないんです。 第一作に出てくる后候補の姫たちは、宮廷というごく小さな世界で生きています。 彼女たちの見ている世界に合わせてチューニングすると、衣の手触りやお香の香り、窓から見える外の風景を細かく描写することになる。 一方で、大自然の中でのびのびと育ち、宮廷と外部を行き来する雪哉という少年に合わせてチューニングすると、彼女たちの視点とはまったく違うものが見えてくる。 選び取った視点の違いによって、必然的に文章の変化が生じたんだと思います」 山神さまは何者で、どこからやって来たのか。 八咫烏が支配する山内という地はどのように作られ、金烏が果たすべき役割とは何なのか? 第一作と第二作ではあえて、それらの「謎」に迫ることはしなかった。 「三巻が本編の起承転結の起に当たり、最初の二巻は前日譚の・表・と・裏・というイメージです。 前日譚で山内という、山の内側にある八咫烏たちが暮らす世界をしっかり描写しておくことが、のちの展開のインパクトに繋がると判断しました」 第三巻『黄金の烏』で異形の大猿との初めての邂逅が描き出され、この世界にまつわる「謎」がクローズアップされる。 シリーズ全体のうねりを高めたポイントは、第四巻『空棺の烏』だ。 ここで明るく楽しい話を書いておかなかったら、続く展開に重みが出なかった。 名前のないキャラクターが死んでも意味がありません。 主人公の周りにいる登場人物までしっかりとキャラを立てるため、必要な一巻だったと思っています」 そして全面リライトをほどこした第五巻『玉依姫』を経て、第一部完結巻となる第六作『弥栄の烏』が現れる。 キャラや世界観以上に 作り上げたものは歴史 「シリーズは全二部の予定ですが、第一作を書き終えた段階で、第二部のラストまでの構想はほぼできていました。 私が一番力を入れて作っているのは、表面的なストーリーやキャラクター、世界観ではなく、歴史なんです。 山内における歴史的な事実をぶわーっと築き上げていく作業は、最初の時点でほとんどやり終えていました」 ラストまで見通したうえで、目の前の物語を書く。 そのスタンスは、読書体験から学んだことだったと言う。 「小野不由美さんの『ゴーストハント』シリーズが凄まじいんですよ。 主人公が冒頭から抱えていた違和感が、最終巻のあるシーンで氷解する。 その一瞬の輝きのために、それまでの全行程を書いているとも言えるんです。 読み返してみた時、一巻から丁寧に伏線を張っていることにも驚かされました。 伏線に気付かなくても面白かったんだけれども、気付いた後で読むとひとつひとつの意味が変わって見える。 シリーズものはこういうふうに構成すればいいんだ、と教えてもらった気がします」 先達からの学びを実行した第一部完結巻『弥栄の烏』は、異世界の成り立ちにまつわるすべての「謎」が明かされ、次代へと繋がる風景が描かれた。 ここから第一巻に戻り、シリーズを読み返す楽しみもあるが、第二部の開幕も待ち遠しい。 「実は『弥栄の烏』を書き終えた時に、私としてはここでシリーズ自体を終えていいんじゃないかなという思いもあったんです。 ただ、読者さんからの感想を伺うと、続きを待ってくださっている方が非常に多かった。 こうなったら腹をくくって、第二部も頑張って書いていこうと思います」 第二部は、来夏に刊行が予定されている「番外編」の後で開幕するという。 第一部の大団円の先にどのような歴史が紡がれ、ラストでどのような体験を読み手は突きつけられることになるのだろうか。

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